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「エコプロダクツ2008」海外インフォメーション(中国語・韓国語サポート)詳細報告
〜準備編

 

1.エコプロダクツ展とは

  • エコプロダクツ展、略してエコプロは、毎年12月に行われる日本最大級の環境イベント。(→公式サイト

  • 主な出展者は企業だが、他にもNGOや自治体など、あわせて750団体がブースを出展。2008年は数・面積ともに過去最大の規模となった。

  • 1999年に始まり、12月の恒例行事として定着しつつ、2008年で節目となる10周年を迎えた。

  • 東アジア環境情報発伝所では同展の取材を兼ねた見学はしてきたが、出展や協力などの経験はなかった。(今回が初出展)

(参考)過去のエコプロダクツレポート(ENVIROASIAより)
2003:年々充実するエコ商品 / 2005:「エコプロダクツ2005」はどこまでエコか? / 2007:ダイエットCO2がテーマ!「エコプロダクツ2007」

2.韓国・中国向け対応のきっかけ

  • エコプロダクツは基本的に日本語での案内や展示が中心。(外国人向けの対応は十分ではなかった。)

  • 今回は10周年ということもあり、外国人来場者対応に力を注ぎつつ、外国人来場者を増やすことが主催者ニーズとして挙がった。

  • アジアへの情報発信にも力を入れたいとの声もあった。

(参考)
 「エコプロダクツ2007」での外国人来場者約1,000人のうち、韓国人は400人(国別ではトップ)。英語によるツアーは2004から行われており、2007でも催行されたが、うち韓国人の参加者は12名どまり。400という人数から考えると少ないとの見方があり、韓国人に特化したツアーの必要性が指摘されていた。

  • FoE Japanスタッフの仲介で、エコネットワークスから東アジア環境情報発伝所に対し、韓国語対応の相談を受けたのがきっかけ。当初は英語と韓国語の予定だったが、これに中国語を加え、3言語のサポートを提供することで話がまとまった。エコネットワークス(ENW)、ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS)、そして東アジア環境情報発伝所の三者共同でツアーを含む「海外インフォメーション」を担当することとなった。

(団体概略)

  • エコネットワークス(ENW):JFSのパートナー組織であり、CSRコンサルティングやコミュニケーション支援を行う企業
    http://www.econetworks.jp/

  • ジャパン・フォー・サステナビリティ(JFS):日本の環境情報を世界へ発信するNPO
    http://www.japanfs.org/ja/

  • 東アジア環境情報発伝所:中国語・韓国語によるサポートをお手伝い
    http://www.eden-j.org/

3.2008年の取り組み経緯

 主な経緯は以下の通り。場所の記載がない「打合せ」は、発伝所事務局(またはその近隣)で行った。

4/25 打合せ
5/26 打合せ
6/13 打合せ
6/27 打合せ

(参考)
 当初の打合せにおいて、

・韓国語対応をしっかり行いたい。
・基本的には事前予約制になるが、当日対応が主。その場その場でニーズに合ったツアーが組めればベター。(1回1時間が目安)
・サポートデスクも設置する。
・広報次第だが、この際、中国語ツアーも組んではどうか。
・ツアーは参加者のニーズに応じた回り方ができればベター。
・多様性のある催しであることを参加者に伝えられればいい。

 といった点が確認され、以下の企画趣旨がまとまった。

  • 企画名:CEKサポート(Chinese, English, and Korean Support)

  • 役割:@日本のエコプロダクツを海外に積極的に発信する、A海外に環境に優しい製品、技術を広めるきっかけを作る、B世界からのフィードバックを返すことで、エコプロ展の一層のエコ化を促す

  • サービス:海外向け広報、当日サポート(ツアー&デスク)、ネットワーキング(セミナー)、その他

*エコプロ海外部門の窓口役(ちょっとした環境外交のお手伝い)として取り組む。

7/11 打合せ
7/24 韓国語ツアー担当者来日、打合せ

8/4 告知文案修正
8/21 打合せ(@JFS) *運営体制確定(キックオフ)
8/31 エコプロ公式サイト掲載用案内文(中韓)確定

 

全体作業スケジュール案

webサイトを使ったPRの連携イメージとスタッフエッセイブログの仕様など

9/17 エコプロ公式サイト中韓案内公開
9/19 打合せ、発伝所ホームページ 中国語案内先行掲載、エコナビゲーター(スタッフエッセイブログ)公開
9/26 スタッフエッセイ第1回(中:「大家好!(皆さんこんにちは)」、韓:「韓国におけるエコプロダクツの不振」)公開 *以降、不定期更新
9/26 グループツアー形式設定、ツアー告知/募集開始

10/3 打合せ(@JFS)
10/3 発伝所ホームページ 韓国語案内掲載
10/22 主催者発「ブースでの海外対応のご協力のお願い」出展者向け発信
10/24 打合せ
10/31 出展者による各国語対応ブース情報整理

11/7 打合せ
11/8 予告記事 ENVIROASIA掲載、メルマガ「伝所鳩」でも案内配信 *メルマガでの案内は次週以降も継続
11/11 エコナビゲーターリニューアル
11/14 予告記事 中国語・韓国語訳掲載
11/15 中韓サポートスタッフ向け説明会、打合せ
11/20 打合せ
11/26 JANJANに予告記事転載

 

GEIC(地球環境パートナーシッププラザ)での英中韓全体の打合せの様子

「海外インフォメーション」前日の様子

12/2 打合せ(@GEIC) *事前打合せ最終回
12/5 展内マップ 最終版完成
12/7 中韓サポートスタッフ向け詳細案内発信
12/9 ツアー申込状況整理
12/10 下見
12/11〜13 *別記
12/16 サポートスタッフ向けフィードバックアンケート開始
12/19 打合せ(@ウィメンズプラザ)
...


詳細報告目次

  1. エコプロダクツ展とは

  2. 韓国・中国向け対応のきっかけ

  3. 2008年の取り組み経緯

  4. 期間中の概況

  5. 数字で見る成果

  6. 期間中のその他のまとめ

  7. ふりかえり

  8. スタッフリスト

  9. 報道状況等

  10. その他参考情報